クリルオイルとは、オキアミ目に属する甲殻類を原料とした天然素材のことで、オキアミは、その形状が似ていていることから海老と混同されることがよくありますが、実際は海中で浮遊生活をしているプランクトンの一種です。
クリルオイルの原料になるオキアミは、三陸沖などで漁猟されるツノナシオキアミや、南極海周辺に生息しているナンキョクオキアミなどの種類がありますが、中でもクリルオイルとして重宝されているのはナンキョクオキアミです。
ナンキョクオキアミは体長5～6㎝、大きいものだと2gまで成長し、寿命は5～7年とされています。
地球上で最も美しく豊かな水質で知られる南極周辺の海洋に分布し、微小の植物プランクトンを餌とする一方で、ヒゲクジラ類やアザラシ類の天然餌料となるナンキョクオキアミは、生態系において比較的少ない生物量ながら、生態系の安定性維持に重要な役割を担うキーストーン種とみなされています。
そのため「南極の海洋生物資源の保存に関する条約」において、オキアミの捕獲量や区域には厳しい制限が設けられています。
このナンキョクオキアミから抽出・精製して作られるのがクリルオイルです。
必須脂肪酸であるDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸や、優れた抗酸化作用を持つアスタキサンチンを豊富に含んでいるのが特長で、健康維持・美容促進に大きく貢献する天然素材として注目を集めています。
また、アスタキサンチンに由来する赤い色をしていることから、南極の宝石と称されることもあります。
クリルオイルに豊富に含まれる、「血液をサラサラにする」と言われる必須脂肪酸「EPAやDHA」は酸化されにくく、オイルなのに水に溶けやすい性質をしていることから、成分を損なうことなく体の隅々まで染み渡らせることが容易になりました。
そのクリルオイルを主原料としたのが「南極クリルビタミン」です。
南極クリルビタミンは、1日に必要なビタミンを10種も含有している贅沢なサプリメントです。
特に血液がドロドロになりやすいとされる、中性脂肪やコレステロール値が気になる方、女性ホルモン剤やピルを服用されている方、ぽっちゃりしたお腹まわりが気になる方などに推奨したいサプリメントです。
女性特有の月経前症候群や更年期障害の症状の緩和にも有用であると言われています。
南極クリルビタミンは、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E 、パントテン酸、ビオチンの10種のビタミンを配合した栄養機能食品で、1日当たりに必要な栄養素を100％以上含有しています。
また、独自の低臭加工により、独特の臭いを極限まで抑え、飲みやすくなっています。
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