月経困難症や子宮内膜症など疾患の治療を目的とする(低用量エストロゲンープロゲスチン)は、ヤーズ配合錠の他にルナベル配合錠があります。
ルナベルには、LDとULDがあり、LDはLow Dose(低用量)のことで、ULDはUltra Low Dose(超低用量)のことです。
ルナベルULDはLDに比べてエチニルエストラジオールの量が少なく、それにより副作用の低減を図っています。
一方、ヤーズについてはルナベルULDと同じ量のエチニルエストラジオールを含んでいますが、黄体ホルモンの種類が違っていてルナベルULDのノルエチステロンという黄体ホルモンに対してヤーズはドロスピレノンという成分になっています。
ヤーズと同様にルナベルも月経困難症の治療薬として健康保険の適応となります。
ルナベルLDの成分(1錠中)
ノルエチステロン:1mg
エチニルエストラジオール:0.035mg
ルナベルULDの成分(1錠中)
ノルエチステロン:1mg
エチニルエストラジオール:0.02mg
ルナベルLD、ULD共通の添加物として、無水乳糖、乳糖水和物、部分アルファー化デンプン、ステアリン酸マグネシウム
ルナベルの効果
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤であるため、卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑えて、月経に伴う腰痛、下腹部痛などの月経困難症の痛みを軽減します。
少量の卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬が配合されているので、脳下垂体に働きかけて、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌を抑制します。
排卵を抑えることで、卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑えて、子宮内膜症で増殖した子宮内膜の過剰な増殖を抑制します。
ルナベルLDには避妊効果がありますが、エチニルエストラジオールの含合量が0.02mgであるルナベルULDには、そこそこの避妊効果しかないため、避妊目的の使用はルナベルLDがよいでしょう。
保険適用なので、3割負担で2100円くらいですが、その他診察料、処方料がかかります。
その点、ジェネリック商品は同成分なのに格安になります。
海外通販で購入できます。
ルナベルを継続服用している人にはおすすめですね。
ルナベル(ジェネリック)の飲み方
ルナベルLD・ULDともに1相性のピルでホルモン剤が入った錠剤21日分が入っています。
毎日1錠、21日間服用し、7日間は休薬します。
しかし、ジェネリックであるブレビノール-1は28錠で1シートになっていて、ホルモン剤が入った錠剤を21日分飲んだ後に、偽薬を7日間飲みます。
ヤーズやトリキュラー28錠と同じ飲み方になります。
生理の初日から飲み始め、28日間を1周期として、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、 29日目から次のシートを飲みはじめてください。
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ブレビノール-1