シムビコートは、長時間にわたり気管支を拡げ、さらに気道の炎症を抑えることにより喘息発作の程度や頻度を軽減する吸入薬です。
喘息の人が毎日定期的に使用するお薬なわけです。

気になる副作用ですが、のどの刺激感、不快感、嗄声(声のかすれ、のどのイガイガ感)、味覚異常、口腔・呼吸器カンジダ症(のどや口の刺激痛、口のなかに白いものができる)、上気道感染、動悸(ドキドキ感)、頻脈、不整脈、血圧上昇、指や手のふるえ、頭痛、吐き気などの症状があらわれることがあります。

このような症状に気づいたら、担当の医師に相談してください。

声がれや手の指や手のふるえは比較的軽い症状ですが、あらわれることもあります。

また、稀に起こる重い副作用として、
低カリウム血症
だるい、筋力低下(力が入らない)、便秘、動悸、脈の乱れ、呼吸困難、口渇
アナフィラキシーショックなど
気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、血管浮腫(顔・くちびる・舌・喉などの腫れ)、呼吸困難、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる
肺炎
発熱、痰、咳、息切れ、息苦しさ

このような場合には、使用をやめてすぐに医師の診療を受けてください。

飲み合わせ・食べ合わせでの注意として、
エイズの薬のリトナビル(ノービア)や抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)との併用には注意が必要です。
併用により、ブデソニドの血中濃度が上昇し、強い副作用がでるおそれがあります。
アドレナリン(ボスミン)や、イソプレナリン(ストメリン、イソメニール、プロタノール)などカテコールアミン製剤との併用により動悸や不整脈の副作用がでやすくなります。
テオフィリン(テオドール)、ステロイド薬、利尿薬などとの併用により、血清カリウム値が低下するおそれがあります。
定期的に検査をするなど、慎重に用います。
高血圧や不整脈の治療に用いるβ遮断薬は、この薬の作用を弱めます(基本的に喘息のある人にはβ遮断薬を用いません)。

喘息以外に治療中の薬を飲んでいる人は、担当医師に相談して使い始める方がいいでしょう。

シムビコートは比較的副作用が少ない薬といわれています。
妊娠中や子供でも使用可能なお薬ですが、初めて使うときは、注意しましょう。

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