高カカオチョコ
高カカオチョコとは、カカオの含有量が70%を超えるチョコのことで、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の予防・改善に有効です。
高カカオチョコには、ポリフェノールを多く含むことで知られる赤ワインの約15倍ものポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには、血糖値を下げる効果が認められており、血糖値をコントロールするホルモン・インスリンの働きを改善するので、少量でもインスリンの効きが強まり、その結果、インスリンの働きが不十分なことで血中の糖が増えすぎてしまう“糖尿病”の予防や改善に有効なのです。
また、カカオポリフェノールには、血圧を下げる効果があることがわかっています。
一般的に血圧上昇は、血管壁の炎症など血管が狭くなることで発症するのですが、カカオポリフェノールには、炎症を軽減させる作用があり、狭くなっていた血管が広がることで血液の流れが改善し、血圧が下がるというしくみです。
加えて、体内の活性酸素を減らし、悪玉コレステロールの発生を抑制。
コレステロール値を調えることで「脂質異常症を予防・改善」し、血流をよくし血管をしなやかにすることで「動脈硬化を予防」してくれます。
驚くべきことにポリフェノールは、認知症の予防にも効果を発揮します。
歳を重ねると脳の認知能力が少しずつ低下しますが、これは脳の栄養分といわれるたんぱく質の一種「BDNF」が不足するためとされ、高カカオチョコの摂取でこの「BDNF」を増やすことができるということです。
これにより脳が活性化し、認知機能を促進・維持することが分かっています。
さらに大腸の腸内環境を改善し、便通をよくするのに加え、大腸がんの予防にも役立つといわれています。
カカオポリフェノールを継続して摂取すると、閉経後の女性で、インスリン抵抗性、血圧、悪玉コレステロールが改善するという研究結果を、東京医科大学と明治の研究グループが発表。
閉経後の女性でとくにリスクが高まる高血糖、高血圧、高コレステロールを予防する可能性があります。
閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌低下により、高血糖、高血圧、高コレステロールの3つのリスクが高まります。
この「閉経後女性の3高リスク」の悪化を防ぐには、食事や運動といった生活習慣の改善が重要だが、この研究によりカカオポリフェノールの継続摂取が一助となる可能性があるようです。
カカオポリフェノールの効果
- 血糖値を下げて糖尿病を予防
- 活性酸素を減らして動脈硬化を予防
- 糖の吸収を緩やかにして脂肪を減らす
- 血圧を安定させて高血圧を予防・改善
- 脳を活性化し認知症を予防
- 腸内環境を改善して大腸がんを予防
- 閉経後女性の3高リスクの悪化を予防
「チョコレート摂取による健康機能に関する実証研究」によると、カカオ分72%のチョコレートを1日25g食べると、一ヶ月後に最高血圧・最低血圧ともに低下した結果が得られています。
特に高血圧の人は、正常血圧の人より血圧の低下量が大きく、より効果的に作用することがわかりました。
高カカオチョコレートの選び方
カカオ含有量が70%以上で乳成分や砂糖を控えた“高カカオチョコ”を選ぶこと。
- 高カカオチョコレート(カカオ分70%以上)
- 1日25g程度
- 4週間以上食べ続ける
1日25gというのはあくまでも目安です。
これ以上食べるとカカオに含まれているカドミウムの害があるため、あまりお勧めしません。
25gでなくても1日10gを毎日続けても良いわけです。
自分が続けやすい量で構いませんので、継続して食べることが大切です。
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