ホルモン補充療法(HRT)に用いる薬には、経口薬(飲み薬)の他にテープタイプの貼り薬と塗るタイプのジェルがあります。
飲み薬だとどうしても気分が悪くなったりして、継続服用できない人に、貼り薬やジェルを使います。
貼り薬、塗り薬は皮膚から吸収されますが、腸や肝臓を経由せず吸収されるため、肝障害は出にくいです。

塗り薬は量を変えることで投与量を調整できます。
貼り薬にはエストロゲンとプロゲスチンの両方含まれる合剤があります。
貼っている部分の皮膚のかゆみやかぶれが出ることがあります。
また塗り薬も貼り薬も吸収される割合が人によって異なる場合があるので、採血にて血中ホルモン値を確認することもあります。

ホルモン補充療法・貼り薬と塗り薬の種類

貼り薬
エストラーナテープ、メノエイドコンビパッチなど

塗り薬
ル・エストロジェル、ディビゲルなど


貼り薬は長期使用でどうしてもかぶれや痒みが出てくるし、ジェルは塗る量で調節できるというメリットがあるので、個人的にはジェルの方がおすすめですね。

オエストロジェルはディビゲルとル・エストロジェルと同等品で、オエストロドースジェルはそのジェネリック商品になります。

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