骨盤底筋は股間に3層になってついている9個の小さな筋肉たちの集団、骨盤底筋群です。
この筋肉たちの役目は、骨盤内の臓器を支える役割と腹腔を安定させるコルセットの一部としての役割と排泄をコントロールする役割です。
排泄のコントロールとは、内臓を下からしっかり支え、体幹を安定させる為に締めることと、尿、便、経血を出すために緩ませることで、その相反する仕事をする骨盤底筋がしっかりしているときには、腹圧がかかっても尿もれは起こりませんが、ゆるんでくると尿が漏れてしますことがあります。
骨盤底筋がゆるむ原因として考えられるのは、妊娠出産、肥満、加齢、運動不足、筋力不足などがあります。
そのほかには、重い物を持つ仕事や便秘による排便時の強いいきみ、喘息や花粉症なども骨盤底筋を傷める原因になるといわれています。
更年期や40代からの尿漏れは加齢によって骨盤底筋がゆるんでくると思っていいでしょう。
骨盤底筋は自分である程度であれば、鍛えることができます。
毎日ちょっとしたエクササイズを続けていくのもいいと思います。
その他には、有効成分ミラベグロンやオキシブチニン塩酸塩を配合した薬もあります。
トイレの回数が多くて仕事に差し支えたり、夜中に何度もトイレに起きてしまうという人にはおすすめです。
骨盤底筋を鍛えながら、お薬との併用を続けてみるといいでしょう。
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