食育インストラクターとは別に、食生活アドバイザーという資格もあります。
食生活アドバイザーは、食を通じて生活全般について適切な助言や指導ができるスペシャリストです。
健康的で安全な食生活をトータルにアドバイスするための食生活に関するさまざまな知識を問われる検定試験です。
試験の学習を通して、食生活に関する知識を健康管理などに活用する方法を学びます。
食生活アドバイザーは、広い視野で食生活全般をとらえる必要があるため、健康管理の基礎から食習慣やマナー、食生活における消費者としての基礎、ごみ処理やリサイクルまで、食生活に関する様々なことを学習します。
料理を趣味としている人であれば、普段作っている料理を多少レベルアップさせることはできます。
また、自分自身の食生活だけではなくパートナーや子供の食生活を支えることもできます。
食生活アドバイザーには3級と2級のふたつのレベルがあります。
3級では、生活者・消費者として生きるための「よりよい食生活の実践知識」の習得をめざします。
2級では、企業人として消費者とのパイプ役になるための「食と生活を提案する実務知識」の習得をめざします。
毎日家族のために食事の支度をしている主婦にとって、食生活アドバイザー3級の知識を利用すれば、健康を考えた食事メニューを考えることが出来るでしょう。
一方、2級は、食に関するビジネスを考える視点の習得が求められます。
3級とくらべて、仕事に活用するなら2級を取得する必要があるといえるかもしれません。
出題科目については、3級・2級ともに違いはありません。
しかし、3級はマークシート方式の五肢択一問題のみですが、2級は六肢択一問題かつ記述式問題も出題されます。
2級の記述式問題に対応するためには、食に関連する時事などもこまめにチェックしておく必要があります。
まずは、3級に合格してから2級に挑戦する方法がオススメです。
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