ルミガンの副作用でも説明しましたが、主成分にビマトプロストが使われているまつげ美容液はほぼ同じ症状があらわれます。
ただし、いずれの商品も、もともと緑内障の治療薬として作られた薬ですので、まつげ美容液として使用する場合でも、目に入ったからといって、失明したりする危険性もありません。
グラッシュビスタ(ルミガン・ケアプロスト)の副作用
目の充血やかゆみ
ビマトプロストには血管拡張作用があるため、結膜の血管が広がり、目の充血がおこる場合があります。
目の充血やかゆみなどは初めのうちだけで、徐々になくなっていく場合が多いのですが、まれに角膜障害を起こす可能性もあるとの報告がありますので、痛みやかゆみ、違和感があるなどの症状が長く続く場合は、医療機関を受診してください。
肌の色素沈着
ビマトプロストにはメラニンを活性化させる効果があるため、薬が皮膚に付着することによりメラニンの増加し色素沈着が起き、まぶたが黒ずむことがあります。
虹彩色素沈着(こうさいしきそちんちゃく)
黒目(虹彩)の色が濃くなることです。
眼瞼溝深化(がんけんこうしんか)
上まぶたの皮膚が薄くなったり、溝が深くなり凹みや窪みができ、まぶたが垂れ下がってくることです。
この副作用が一番いやかもしれません。
そのほかにも、目の周りが多毛になったりすることもあります。
ただ、これらすべての症状が起きるわけではなく、個人差があるため、どの症状が起こるかはわかりません。
正しい使い方・塗り方を行うことで、これらの副作用を最低限に抑えることが可能です。
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