トリキュラーと同じバイエル薬品から販売されているヤーズ配合錠、どちらも低用量ピルになりますが、成分が違います。
ヤーズは、諸外国では超低用量ピル(避妊薬)として活用されていますが、日本では月経困難症の治療薬として承認されています。

トリキュラーと同じ28日を1周期として飲むホルモン剤ですが、ヤーズは実薬を24日間飲み、偽薬は4日というサイクルになっています。

値段は、保険適応ですから3割負担の場合2,100円くらい(服薬指導料や処方料など、医療機関によって多少の差が出ます)になります。

ヤーズの成分(1錠中)

ドロスピレノン(合成黄体ホルモン):3mg
エチニルエストラジオール(合成卵胞ホルモン):0.02mg

添加物として、乳糖水和物,トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,タルク,酸化チタン,三二酸化鉄を含んでいます。

ヤーズの効果

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤であるため、卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑えて、月経に伴う腰痛、下腹部痛などの月経困難症の痛みを軽減します。

少量の卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬が配合されているので、脳下垂体に働きかけて、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌を抑制します。
排卵を抑えることで、卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑えて、子宮内膜症で増殖した子宮内膜の過剰な増殖を抑制します。


日本では月経困難症の治療薬として承認されているため健康保険適用となり、トリキュラーと比べると値段は安くなります。
安価ですがヤーズの避妊薬としての効果は、エチニルエストラジオールの含合量が0.02mgという点から、そこそこの効果しかないため、避妊目的の使用は他のピルの方がよいでしょう。

海外通販では、そのヤーズのジェネリック商品の取り扱いがあります。
同成分配合で、日本での保険適用価格より安いので、こちらから購入する女性も徐々に増えています。
ヤーズを継続服用している人なら、問題なく続けられると思います。

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ヤーズジェネリック(Drospera3mg/0.02mg)

ヤーズ(ジェネリック)の副作用と血栓症