白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気です。
白内障の濁りは、薬で取ることはできません。
白内障の原因で主なものは加齢で、水晶体の成分であるたんぱく質が活性酸素によって変化して、白く濁ります。
その他にはケガ・遺伝・病気などがあります。
どんなに気をつけていても自分では防ぎようがないのですが、いったん白内障を発症したら、少しでも進行が遅くなるように努力することはできます。
まず、ひとつめは糖尿病などの生活習慣病にならないようにすることです。
糖尿病になると若くても白内障が進行しやすくなるため、普段から食生活と運動に留意して生活習慣病の予防に気をつけましょう。
次に、強い赤外線や紫外線を避けることです。
ガラス職人や溶鉱炉で働く人のように、強い赤外線(熱線)を始終浴びている人は白内障になりやすいことが知られています。
一般の人では白内障になるほど強い赤外線を始終浴びている人は少なく、紫外線のほうが問題になります。
近年、オゾン層が破壊されて地球に降り注ぐ紫外線の量は増えています。
外国ではそのために皮膚がんや白内障の患者さんが増加しているそうです。
紫外線の量は日本でも増えていますので、対策を取るに越したことはありません。
紫外線よけにはサングラスを使いますが、サングラスはある程度の効果はあるものの、隙間から入ってくる紫外線をシャットアウトすることはできません。
そこで、紫外線の強い場所へ出かけるときは、麦わら帽子のようにつばの広い帽子をかぶり、さらにサングラスをすることをお勧めします。
特に朝夕の太陽が低い位置にある時間帯は、太陽光線が直接目に入りますので、朝夕のお出かけのときはサングラスが必須です。
太陽が高く上ると帽子が効果的です。
ちなみに気象庁のデータによると日本で紫外線の多い月は、3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えます。
1日の中では、10時~14時頃までが最も強いとされています。
また、日本では南へいくほど紫外線は強くなりますので、充分な対策を心がけましょう。
そして、最後にルテインを摂取することです。
ルテインは食べ物ではほうれん草などに多く含まれています。
ほうれん草の場合は、あく抜きした後、バターまたは油で炒める方が吸収しやすくなります。
1日当たり6~20mgのルテインを摂取すると1~6か月程度でルテイン血中濃度が上昇し、継続することにより血中濃度は維持されると言われています。
しかし、毎日の食事だけでルテインを摂取するのはなかなか難しくもあります。
それを補うためにルテインサプリを摂取するのです。
1日に必要な量は個人差があるのですが、初期緑内障の人で1日80mgのルテインサプリを数カ月服用したら、緑内障は改善されたという報告があります。
その後は、1日20~40mgの量を毎日服用しているようです。
白内障予防のために服用するのであれば、1日20mgで十分です。
過剰摂取は逆効果なので、自分の症状に合わせた量を服用するようにしましょう。
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