リジンは必須アミノ酸の一種で、体内で生成されないため、食事やサプリメントで摂取する必要がある栄養素です。
ホルモン、酵素、抗体を含む、体内のたんぱく質の生成に関与しているため、免疫機能のサポートに有用であるといわれています。
また、毛髪の成分となるたんぱく質の生成にも関与するため、育毛成分としても注目されています。
口内炎は頬の内側もしくは舌の上、歯茎、軟口蓋にできるものですが、これができてしまうと食べたり飲んだりすることに加えて、口を使ってするほぼすべてのことに対して大変な苦痛が伴うようになります。
口唇ヘルペスは、ヘルペスウイルスが原因の感染症で、くちびるの周りに水ぶくれができる病気です。
このように口内炎は口唇ヘルペスとは別のものです。
口唇ヘルペスはウイルスが原因で生じるもので、他の人に感染しますが、それに対して口内炎は、感染しません。
口内炎は通常数日で消えてなくなりますが、その間は食事をするときなどがとてもつらいです。
口内炎ができやすいタイプの人であれば、毎月のように痛みに向き合わなければいけません。
ではどうして口内炎ができるのでしょうか?
栄養面では、鉄分、亜鉛、ビタミンB12 、葉酸、リジン(アミノ酸)の不足が口内炎の原因となります。
特に「リジン不足が原因で口内炎ができることもある」とシプリー医師は説明しています。
口内炎の予防には、歯ブラシの正しい使い方を心がけるとともに、ストレスをためこまないようにすることが大切で、さらに食事にも気を配りましょう。
リジンを摂取するのはサプリメントで補うのが手早い方法です。
まずは1日1000mg1錠から始めてみて、様子を見ながら量を増やして調整してみましょう。
口内炎になる確率が群と下がってきます。