一般的に子供でも脱毛する事は可能ですが、大人と比べて、脱毛効果の個人差が大きいと言われています。
というのは、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌と関わりがあるようで、 初潮を迎えていない女の子の場合、女性ホルモンの分泌が不安定だからだそうです。

子供のムダ毛

子宮にいる間、赤ちゃんは結構毛深いのです。
その後大きくなるにつれて普通の体毛になる子がほとんどです。

女の子の 月経が始まる前の身体は、女性ホルモンが安定して働いていません。
月経が始まり女性ホルモンが活性化し始めると、体毛が自然に薄くなる場合があります。
体毛の濃さは男性ホルモンが左右しますが、相対的に女性ホルモンが増える為、男性ホルモンが抑えられるからだと考えられます。

また、男の子は第2次成長期で毛の濃さが変わります。
男の子の場合も男性ホルモンが毛の濃さを左右します。
声変わりなどが起こる第2次成長期には腋毛や陰毛が生えだし、毛が濃くなったりします。
第2次成長期は一般的に11歳~16歳前後だと言われていて、安定するまでは毛の量が著しく変わる場合があります。

小学生の子供・中学生の脱毛

小学生の子供・中学生は、成長期の毛が増えている状態で、毛の周期が安定していません。
脱毛は毛の細胞の生え変わる周期に合わせて行うため、周期が安定しないと余計に回数がかかったり、効果が出なかったりします。

子供の皮膚は大人に比べて薄く傷つきやすいため、火傷や炎症のトラブルが起こる可能性もあります。

脱毛をした後は日焼けをしてはいけないので、体育などで外に出る時間が多い子供には難しいかもしれません。

このことから、女の子は最低でも月経開始か5年以上、男の子は17歳以上というように、大人の身体になってから脱毛は行うのがよいでしょう。

ただし、脱毛が出来ないからといって、ムダ毛を放っておくのもおススメ出来ません。
ムダ毛のからかいが、イジメや不登校に繋がる可能性もなきにしもあらずです。
では、子供のうちはどんなムダ毛の処理法が良いでしょうか?

除毛クリームを使うのも良いですし、どうしても脱毛する必要があるなら、家庭用脱毛器という選択肢はありだと思います。

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