ホスピピュアの主成分は、トラネキサム酸です。

トラネキサム酸とは、人工的に合成して作られたアミノ酸の一種であり、元となったのは必須アミノ酸リジンというたんぱく質を構成する成分です。
トラネキサム酸は、市販薬では肝斑の改善効果があると初めて認知された成分です。
市販薬としては初めてですが、これまでは医薬品として利用されていて、主に肝斑の治療に用いられてきました。
トラネキサム酸は、炎症の原因となるプラスミンという酵素を抑える「抗プラスミン作用」を持っています。
また、プラスミンは肝斑の原因であるメラニンが増える原因でもあり、トラネキサム酸はこれを抑制することで肝斑を薄くすることが出来ると言われています。

トラネキサム酸は、通常は内服することが多いのですが、塗り薬もあります。
実は、トラネキサム酸は、外から塗った方が効果が高いのです。

このことより、顔のシミ、肝斑の症状の改善にもホスピピュアは期待できます。

ホスピピュアはニキビにも効果がある?

トラネキサム酸は、上記の説明のように抗プラスミン作用が働いていきます。
プラスミンというのは、シミやニキビ跡、ニキビの炎症を引き起こすメラサイトの働きを活発にさせます。

トラネキサム酸は、プラスミンという物質の生成を抑制することができるため、メラサイトの働きも低下することで、シミやニキビ跡、色素沈着などが鎮静されるようになっていきます。

ホスピピュアは唇にも使える?

ホスピピュアを唇に使う目的が何かによりますが、唇の色を綺麗にしたい・・・というのであれば、ホスピピュアはあまり役には立たないと思います。

顔や乳首、デリケートゾーンの黒ずみの原因は、メラニン色素が過剰生成された事による、肌への色素沈着になります。
しかし、唇自体のメラニン色素は、上記の部位より生成量が少ないのです。

そのため、唇の色を綺麗にするという点では、ホスピピュアはあまり期待できないと思います。

しかし、ホスピピュアは無添加処方で、使われている成分も天然成分が多く、とてもやさしいクリームなので、唇に使用しても、特に害はありません。
肌に良い成分なので、しっとりする効果は期待できると思います。

でも、舐めると少し苦味があるため、特に唇ケアに使う必要はないと思います。

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