トリキュラー28錠(ED)の副作用
中用量ピルに比べ副作用が少ないとされる低用量ピルですが、やはりどの薬にも副作用はあります。
トリキュラーにも副作用があり、約50%の人には何等かの症状が出るとされます。
約38.7%の人が最初の一ヶ月に副作用が出るとされ、主に 頭痛や吐き気などが起こりやすい症状となります。
他にも生理の経血量の変化や頭痛、動悸などの症状が出る場合があり人によって症状は異なります。
これらは「マイナートラブル」と呼ばれ、服用初期に比較的発現率が高いとされる軽度の副作用となります。
症状で多いのは、
悪心(吐き気)
乳房緊満感
頭痛
嘔吐
下腹部痛などです。
マイナートラブルは服用初期のみで、殆どの場合は1週間ほどで緩和し症状も治まります。
もし1週間以上続いたとしても、トリキュラーの服用を継続していくうちにつれ副作用は次第に治まってきますので、服用を始めたばかりの時はしばらく様子をみましょう。
また、最も重大な副作用として「血栓症」があります。
その他にも、不正性器出血、発疹・蕁麻疹、視力障害、黄疸・肝機能異常、浮腫などがあります。
これらが起こった場合、トリキュラーの服用を中止し、病院へ行きましょう。
もしトリキュラーで、軽度の副作用(マイナートラブル)がなかなか治まらない場合は、違う成分のピル(ヤーズやルナベルなど)に変更してみましょう。
トリキュラー28錠(ED)の飲み合わせ
下記の薬を服用している人はトリキュラーとの併用は禁忌となっています。
- オムビタスビル水和物
- パリタプレビル水和物
- リトナビル配合剤「ヴィキラックス」
この薬はC型慢性肝炎などの治療に使う薬で、併用するとALT(GPT)の値が上昇するためトリキュラーとの併用は禁忌となっています。
以下の薬を服用している場合は併用注意となり、トリキュラー服用前に必ず医師への相談が必要となります。
- 副腎皮質ホルモン(プレドニゾロン等)
- テオフィリン(チザニジン塩酸塩)
- リファンピシン(バルビツール酸系製剤 等)
- テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン等)
- テルビナフィン塩酸塩
- Gn-RH誘導体(ブセレリン酢酸塩等)
- 血糖降下剤(インスリン製剤)
- ラモトリギン(モルヒネ 等)
- テラプレビル
- HIVプロテアーゼ阻害剤(ネルフィナビルメシル酸塩 等)
- HIVプロテアーゼ阻害剤(アタザナビル 等)
- 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(エトラビリン)
- フルコナゾール
- ボリコナゾール
- アセトアミノフェン
- セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
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トリキュラーED(TriquilarED)