ユークロマプラスもメラケアフォルテクリームも含有成分は、ハイドロキノンとトレチノインそしてモメタゾンフランカルボン酸エステルです。

モメタゾンフランカルボン酸エステルは、副腎皮質ホルモンであり、炎症や免疫、アレルギーを抑えて、かぶれ、湿疹、アトピー性皮膚炎などの皮膚の腫れや赤み、かゆみを緩和します。

ハイドロキノンとトレチノインだけでなく、モメタゾンフランカルボン酸エステルが0.1%配合されているため、通常よりは赤みが発症しにくいといわれています。

しかし、皮膚の弱い人は塗布部位の痒み、紅斑、痂皮、浮腫、水疱、刺激感、光線過敏症などの症状が現れる場合があります。
このような症状が出た場合は使用頻度を減らすか、一時使用を中止した方がよいでしょう。

この2つのクリームはハイドロキノンの濃度が2%と4%なので問題ありませんが、5%の濃度のハイドロキノンは動物実験で発がん性が指摘されており、現在ヨーロッパでは使用が禁止されている国もあります。

また、ハイドロキノンやトレチノイン含有クリームでケアしている間は、紫外線対策は必須です。
シミがよりひどくなったり、赤みが増してヒリヒリします。

そのため、使用は夜のみでも構いません。
夜塗ったものは、朝洗顔で洗い落とし、さらにUVケアはしっかりする・・・という使い方をおすすめします。

また、そのまま使用すると皮膚が弱い人はどうしてもヒリヒリしたり皮がむけたりすることがあります。
その場合は、使い方でも記したように、精製水で薄めて使いましょう。
最低でも2ヶ月継続使用しなければ、美白効果を実感できません。

自分の肌に合うように薄めて使いましょう。

初めて使う場合は、シミ部分のみ使用で、2ヶ月継続使用したら、1ヶ月お休みします。
その時点でシミが薄くなっていれば、少しお休みして、次は顔全体に精製水で薄めながら2ヶ月継続使用します。
その後、1~2ヶ月休む・・・この繰り返しです。

1クールでシミが薄くなっていなければ、もう1クール、シミ部分のみ2ヶ月継続使用します。

副作用というのは、ハイドロキノンやトレチノインの濃度が自分の肌に対して濃すぎることで起きる現象です。
無理に濃度の高いまま使用する必要はありません。
2ヶ月継続使用できなければ、効果を得ることは難しいでしょう。
それよりもヒリヒリしない程度に精製水で薄めて使う方が、より美白効果を実感できることと思います。

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ユークロマプラス(Eukroma-Plus)

メラケアフォルテクリーム(MelacareForte)