昔から、「お茶を飲むとほっとする」と言われますが、この「ほっとする」作用は、緑茶に含まれるアミノ酸の一種「L-テアニン」によるものであることがヒト試験で確認されています。

睡眠の改善効果を持つことが知られている単一の食材には、L-トリプトファン、レシチン、グリシンおよびL-テアニンがあります。
レシチンは、アセチルコリンの前駆物質としてレム睡眠の周期の整合性調整作用を、L-トリプトファン、グリシンは入眠や熟眠に改善効果のあることが報告されています。
ちなみに必須アミノ酸のL-トリプトファンやグリシンは、以上を一度に服用することで改善効果がみられると報告されています。
3g以上ものL-トリプトファンやグリシンを一回の食事から得ることはできません。

一方、L-テアニンには、抗ストレス作用があり、睡眠についての作用は、L-トリプトファンやグリシンと異なり、1回200mg程度で改善作用が見られます。

一週間にわたるL-テアニン200mg服用の効果を、20~33歳の健常男子10名を対象に、アクチグラフィによる連続活動量を用いて客観的に評価した研究報告があります。
入眠後の中途覚醒が有意に減少し睡眠効率が上昇し、睡眠が質的に改善していたこと、また、標準化された睡眠内省尺度で起床時の疲労回復感が改善し、睡眠時間の延長感も得られました。

熟年女性を対象とした他の研究報告では、L-テアニンの服用で睡眠前半では副交感神経の活動を亢進させ、睡眠後半で交感神経の活動低下が認められています。
一方で、午前中に同量を服用した場合には、眠気を引き起こす作用は認められず、睡眠導入剤などの作用とは明らかにメカニズムが異なっています。
このようにL-テアニンの睡眠安定作用と起床時のリフレッシュ感の改善作用は、覚醒系の神経伝達物質であるグルタミンの過常分泌に対する調節作用によるものと考えられています。

さらに、L-テアニンには、一過性の作業にともなうストレスをやわらげる機能があることが報告されています。
健常人12名にL-テアニン200mgを摂取させた後、PC画面を使用した計算テストを実施してもらいました。
すると、偽薬を摂取した場合と比べ、L-テアニンを摂取した場合、計算テスト中および終了後20分までの主観的なストレス感の上昇率が抑えられ、心拍の上昇も抑えられました。
L-テアニンを摂取したことで、一時的な作業によるストレスが緩和されたことを示しています。

コロナ禍でストレスがたまったり不眠になったりしている方には、ぜひお薦めしたいサプリメントです。
バイタルミーのL-テアニンは400mgなので、半分にカットして飲み始めてみるといいでしょう。
コスパも非常に良いので、服用しやすいと思います。

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