手作り化粧水の材料になるグリセリン。
肌のひびわれ・あかぎれの改善に役立つお薬で優秀な保湿剤ですが、これが肘の黒ずみに効果があるのか?
効能の一部はオロナインH軟膏とかぶったりしますよね。
でもオロナインと違うところは、その甘さから虫歯の原因になりにくい甘味料としてよく使用されています。
また、医薬品や化粧品にも使用され、化合物や単体で、狭心症の薬や利尿剤・脳圧降下薬などとして配合されています。
名前が似ているグリセリンとワセリンですが、その性質は正反対で、グリセリンは水に溶ける水溶性ですが、一方ワセリンは原油由来の物質で油性で水には溶けません。
60度以上に加熱しないと液体にはならず、40度で固形に戻ります。
グリセリンの水分吸着作用は、化粧品に含有される水分を保持するという点で保湿効果を発揮しますが、自家製の場合、その濃度によって効果が変わってきます。
目分量で混ぜてみたり、保湿効果を上げたいと思ってグリセリンを多くしすぎると、逆に肌の水分は奪われて乾燥してしまうのです。
保湿効果があるのはわかるんですが、黒ずみケアにはどうなんでしょうね?
結論からいえば、グリセリンだけでは、肘などの黒ずみは消せません。
ただし、グリセリンを使うことで皮膚の状態を柔らかくし、肌に潤いを与え、その結果として古い角質が取れやすくなります。
つまり、グリセリンだけでは黒ずみを消すことはできませんが、黒ずみを解消する前準備としてグリセリンを使用することで、その後使用する専用クリームの効果がよりよくなると期待できます。
グリセリン化粧水の作り方
作り方は、簡単です。
グリセリン濃度は10%未満にすること!
これを守るだけです。
- 精製水:45cc
- グリセリン:5cc
これで10%濃度のグリセリン化粧水が完成です。
あまりたくさんの量を作らないで、こまめに作って早めに使い切りましょう。
精製水はドラッグストアで100円くらいで売っています。
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